消費税の選択② 経理処理方式の選択
消費税の処理方法には、「税込」と「税抜」の2種類があります。
税込・・・
取引するたびに生じてくる消費税の額を本体価格と区別しないで経理処理する方法です。
消費税額が消費税の発生した各勘定科目へ集計されます。
税込を選択した場合、経理処理において消費税を意識する必要がなくなるため、税抜と比較して
簡便な処理方法といえます。
税抜・・・
取引するたびに生じてくる消費税の額を本体価格と区別して経理処理する方法です。
消費税額が「仮受消費税」「仮払消費税」へ集計されます。
税抜を選択した場合、常に消費税を意識するため、複雑な経理処理方法となりますが
発生している消費税を一目で把握することができるようになります。
円簿会計・円簿青色申告では、消費税の設定でどちらを選択していても、帳票の出力時に「税込」「税抜」の
両方の帳票を出力することができるようになっています。