人気の「ものづくり補助金」今年分が始動

名称

ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金

主な対象

中小企業、小規模事業者、企業グループ、組合

内容

12月18日に閣議決定された平成27年度補正予算(募集、執行は平成28年)のうち、主要な施策の一つ。革新的なサービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行う中小企業・小規模事業者の
設備投資のために取り組む費用の2/3が補助される。

この補助金は通称「ものづくり補助金」と呼ばれ、平成24年度、25年度、26年度の補正予算でもそれぞれ1000億円規模の予算が組まれていた。今年度もほぼ同規模の予算となっている。名称が毎年微妙に変化しているように、初年度は製造業の試作品開発、設備投資などを主眼にしていたものから、「サービスの創出」および「生産性向上」をもたらす取り組みに重点を置いたものへと変化している。今年度は次の2種類が補助対象とされている。
1. 革新的サービス・モノづくり開発支援
 (1) 一般型:補助上限1,000万円
 (2) 小規模型:補助上限500万円
2. サービス・モノづくり高度生産性向上支援:補助上限3,000万円

法案が国会を通過後に正式決定され、2月上旬くらいに募集開始される見込み。
毎年の実績をざっくり言うと、1次公募・2次公募併せて30,000件以上の応募があり、1万数千件が採択される。採択率は40%前後。

申請期間

補正予算国会決議後、2月初旬予定

主体

中小企業庁

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