4-1　仕入取引

Chapter3 では、売上に関する販売管理をみてきましたが、ここでは、その販売の原価となる仕入管理をみていきましょう。

仕入取引の流れ

会社の業種により、その内容は異なりますが、まず仕入取引の流れをみてみましょう。

仕入取引（購買取引）の経理内容

仕入取引の経理は、業種の違いによりますが、仕入計上とこれに伴う債務管理が重要となってきます。
また、仕入の経理事務の中では、仕入取引に伴う「納品書」「物品受領書」「請求書」「領収書」等の書類の取扱業務のウエイトが大きいものとなります。これは、日常業務で行われる経理の基本業務です。
この他にも、商品・製品等が仕入先から入荷した時に使用する「検収報告書」「購入報告書」を作成する事務作業もあります。この検収報告書・購入報告書は、会社の業種等により扱いが異なりますが、仕入（購買）担当者が行うことが多いようです。