対象労働者を正規雇用で雇い入れた事業者に、最大60万円助成!

名称

特定求職者雇用開発助成金(長期不安定雇用者雇用開発コース)

目的

いわゆる就職氷河期に就職の機会を逃したこと等により長期にわたり不安定雇用を繰り返す「長期不安定雇用者」を、正規雇用労働者として雇い入れる事業主を支援し、長期不安定雇用者の正規雇用労働者としての就職を促進する。

対象

以下のすべてを満たす事業主が助成金を受給できる。
①雇用保険の適用事業主であること。
②対象労働者をハローワークなどの紹介によって正規雇用労働者として、かつ雇用保険の一般被保険者として雇用することが確実であると認められること。
③対象労働者の雇用管理に関する事項を管轄労働局長に報告すること。
④対象労働者の雇入れ日の前後6ヶ月間(以下「基準期間」という)に、事業主の都合による従業員の解雇をしていないこと。
⑤基準期間に、倒産や歓呼など特定受給資格者となる離職理由で離職した被保険者数が、対象労働者の雇入れ日における被保険者数の6%を超えていないこと。
⑥対象労働者の出勤状況や賃金の支払い状況などを明らかにする書類を整備・保管していること(労働者名簿。賃金台帳、出勤簿など)。

条件

雇入れ日に次の①~④のすべてに当てはまる人を、ハローワークまたは民間の職業紹介事業者などの紹介により正規雇用労働者として新たに雇用する事業主に助成金が支給される。
①雇入れ日時点の満年齢が35歳以上60歳未満である
②雇入れ日の前日から起算して過去10年間に5回以上離職または転職を繰り返している
「離職または転職」については、雇用保険の一般被保険者として雇用されていた場合とする。ただし、在学中のパート、アルバイト等は除く。
③ ハローワークまたは民間の職業紹介事業者などの紹介の時点で失業状態にある
 1週間の所定労働時間が20時間以上またはそれと同等の業務に従事する自営業者等については失業の状態にあるとは認められない。
④ 正規雇用労働者として雇用されることを希望している

内容

<支給額> 対象期間を6カ月ごとに区分し、一定額が支給される
大企業
支給対象期間 1年
支給額 25万円(第1期) 25万円(第2期)
支給総額 50万円

中小企業
支給対象期間 1年
支給額 30万円(第1期) 30万円(第2期)
支給総額 60万円

申請期間

随時

申し込みに必要なもの

雇い入れた対象労働者の雇用状況などの報告書。その他、詳細はお問い合わせください。

主体

厚生労働省・都道府県労働局・ハローワーク

問い合わせ先

最寄りのハローワークまたは各都道府県労働局(職業安定部)

参考URL

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000158169.html

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